Outline
今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応においては、感染症のみならず、経済・心理・政治・情報の様々な側面からコロナ禍について俯瞰し、大局的見地から判断することが求められている。特に、感染症対策と社会経済活動のバランスを取ることが必要である。しかし現実には、感染症対策、社会経済活動、メンタルヘルス対策、国家レベルのパワーバランス等をはじめとする様々な面に深刻な影響がもたらされ、それらに対する対策が別個に論じられているため、COVID-19の影響を大局的見地から俯瞰した確固たる対策を確立することが困難な状況にある。
そこで今回のシンポジウムでは、本コンソーシアムが目的とするレジリエンス社会の実現のために、COVID-19に係るこれまでの社会的行動を通して、VUCAの時代における「想定・対応・回復」について考えていく。
オンライン(Zoomウェビナー)≪定員なし≫
Program
岡島 敬一(筑波大学システム情報系 教授)
鈴木 恭子(順天堂大学医学部 助教,医師,附属練馬病院小児科)
⻑瀬 貫窿(⼀般財団法⼈DRIジャパン 理事⻑)
倉橋 節也(筑波⼤学ビジネスサイエンス系 教授)
モデレーター:遠藤 靖典
(レジリエンス研究教育推進コンソーシアム副会長,筑波大学)
登壇者:各講演者
林 春男
(レジリエンス研究教育推進コンソーシアム会長,防災科学技術研究所)
Speakers
鈴木 恭子
順天堂大学医学部 助教
(医師,附属練馬病院小児科)
順天堂大学医学部卒業.医師(専門:小児一般、血液),医学博士.日本小児科学会専門医・指導医,血栓止血学会認定医.
同大学附属病院小児科における後期研修医の基幹施設小児科プログラムの作成に携わる.
現在,順天堂大学医学部附属練馬病院小児科に勤務.
長瀬 貫窿
⼀般財団法⼈DRIジャパン 理事⻑
1962年日本IBMに入社し,コンピュータの保守サービス部門に着任. 以後アメリカ・インドネシア等の海外勤務を経て,1990年にはアジアパシフィック・エリアのディレクターとしてサービス事業のマネジメントに携わる. 1997年に退職後,米・DRIインターナショナルから事業継続計画(BCP)を導入し,2010年にDRIジャパンを構築. 事業継続の研修,認証活動を精力的に行っている.
倉橋 節也
筑波⼤学ビジネスサイエンス系 教授
計測・制御システム関連の民間企業に勤務しながら大学・大学院で学び,2002年筑波大学で博士(システムズ・マネジメント)を取得後,2006年教員へ転職. University of Groningen (The Netherlands) 客員研究員,University of Surrey (UK)客員研究員,科学技術振興機構研究開発戦略センター特任フェローなどを経て,現職.
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レジリエンス研究教育推進
コンソーシアム事務局
(筑波大学システム情報エリア支援室)