2024年度 巨大災害研究会・レジリエンス研究教育推進コンソーシアム合同シンポジウム
「スマートシティと防災 -レジリエントな都市のデザイン-」
近年、AIやIoT(モノのインターネット)などのデジタル技術革新により、都市の防災能力は飛躍的に向上する可能性を秘めています。スマートシティとは、通信インフラ、エネルギー管理、交通網などを高度に連携させ、市民生活の利便性と安全性を最大限に引き出す都市構造を指します。スマートシティは、地方都市の存続や日常生活の高度化などに主軸が置かれ、必ずしも防災・減災を中心には考えられていません。特に自然災害の多発する日本においては、スマートシティに日常の高度化と防災・減災力向上の両立が求められ、テクノロジーを活用した防災・減災がますます重要視されています。
本シンポジウムでは、「スマートシティと防災」をテーマに、福島での東日本大震災後の復興、令和6年能登半島地震後の対応状況にも触れながら、最新の技術と地域社会の連携による防災とスマートシティの関わり方を議論します。さらに、都市の形成を担う市民一人ひとりの防災意識の向上を含む持続可能な防災体制のあり方にも焦点を当て、地域社会全体で災害に強いレジリエントな都市を目指すための具体的な姿を探求します。
◆申込はこちら:https://forms.gle/sFLQ8t1JrZA3vZ588 ※〆切:2025年2月25日(火)
<開催概要>
日 時:2025年2月28日(金)14:00-16:30
場 所:関西大学梅田キャンパスKANDAI Me RISE 8階大ホール https://kandai-merise.jp/access/
形 式:原則対面(簡易オンライン配信あり)
参加費:無料
主 催:巨大災害研究会、レジリエンス研究教育推進コンソーシアム
プログラム
総合司会 井ノ口 宗成 氏 (巨大災害研究会 事務局長/富山大学 都市デザイン学部 准教授)
14:00-14:05 | 開会挨拶 寶 馨 氏(レジリエンス研究教育推進コンソーシアム会長/防災科学技術研究所 理事長)【ビデオメッセージを予定】 |
第1部 講演 | |
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14:05-14:35 | 基調講演「大学・国研連携型スーパーサイエンスシティの挑戦」 鈴木 健嗣 氏(筑波大学 システム情報系 教授/つくば市 顧問) |
14:35-14:55 | 話題提供①「東日本大震災とその教訓から考える大規模災害対策」 関谷 直也 氏(福島国際研究教育機構 (F-REI) 客員上席研究員/東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター 長・教授) |
14:55-15:15 | 話題提供②「令和6年能登半島地震を経験した富山市の取り組み紹介 〜コンパクトシティと防災〜」 児島 誠 氏(富山市 防災危機管理課 主幹) |
15:15-15:30 | 休憩 |
第2部 パネルディスカッション | |
15:30-16:25 | パネルディスカッション「スマートシティと防災」 【登壇者】 鈴木 健嗣 氏/関谷 直也 氏/児島 誠 氏 木村 玲欧 氏(巨大災害研究会 会長/兵庫県立大学 環境人間学部・大学院環境人間学研究科 教授) 取出 新吾 氏(防災科学技術研究所 社会防災研究領域総合防災センター 副センター長) 【コーディネーター】 遠藤 靖典 氏(レジリエンス研究教育推進コンソーシアム副会長/巨大災害研究会 副会長/筑波大学 システム情報系 教授) |
16:25-16:30 | 閉会挨拶 木村 玲欧 氏(巨大災害研究会 会長/兵庫県立大学 環境人間学部・大学院環境人間学研究科 教授) |
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