令和元年10月25日(金)、Joint Seminar 減災・レジリエンス研究教育推進コンソーシアム共同シンポジウム「『想定外』を想定できるこれからの人材育成とは―教員・学生・企業の視点から―」を開催しました。
第1部の講演・話題提供では、筑波大学・関西大学のほか、事業継続計画の専門家を認証する団体であるDRIジャパン、セキュリティ分野をリードする企業のNEC、そして筑波大学の社会人学生のそれぞれの立場から、人材育成の事例や人材育成に求められることについて発表が行われました。
第2部のパネルディスカッションでは、発表者それぞれの事例について共通点を確認しながら、レジリエンス社会を実現させるために今後どのような人材育成を進めていくべきか、具体的なディスカッションがなされました。機関の種別を超えてこれからの人材育成の在り方を検討・共有できたことは、本シンポジウムの主な成果となりました。
参加者は一般24名を含む75名にのぼり、挙手による質問があったほか、ご意見・ご感想ペーパーによって意見・感想が集約され、双方向的なディスカッションが実現しました。アンケート集計結果によると、78%の方が本シンポジウムに満足したという結果が得られました。人材育成というテーマ設定についても高い評価があり、次回のシンポジウムでも人材育成を扱ってほしいという声がありました。人材育成が関心度の高いテーマであることを改めて確認することができたことや、関西地区においてレジリエンス研究教育推進コンソーシアムの活動を広めることができたことも、本シンポジウムの成果となりました。
集合写真